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ヘアカラー

香草カラーとは?メリット・デメリットについてご紹介

投稿日:2020年12月14日 更新日:

<目次>
(1) 香草カラーとは?メリット・デメリットについてご紹介
 (1-1) 香草カラーの概要
 (1-2) 香草カラーのメリット・デメリット
 (1-3) 香草カラーの主成分について
 (1-4) 香草カラーの注意点

(1) 香草カラーとは?メリット・デメリットについてご紹介

(1-1) 香草カラーの概要

ジアミン(酸化染料)をベースにハーブや漢方を配合したカラー剤で、大きく分けて2つの種類があります。
①オキシ溶きタイプ
「アルカリ剤」を「含む」タイプです。アルカリ剤(1剤)とオキシ(2剤)を混ぜる事で反応させて髪のメラニン色素(肌や髪や瞳の色を作る色素)を分解し、明るくすることもできます。ハーブと漢方が配合されている点以外は普通のヘアカラーに近く、髪へのダメージも大きい。
②水溶きタイプ
「アルカリ剤」を「含まない」タイプです。水と混ぜて、空気中の酸素による酸化を利用して染めます。「アルカリ剤」や「オキシ」を含まず、メラニン色素の分解ができないため、色は暗くする事しかできません。加えて、内部まで浸透しにくいデメリットあり。

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(1-2) 香草カラーのメリット・デメリット

⭕️:色落ちしにくい
⭕️:色を明るくできる(「オキシ溶きタイプ」の場合)
⭕️:白髪染めができる
⭕️:染まるのが速い(加温で約20~30分)
⭕️:髪にハリやコシを出せる(ハーブや漢方の効果)
🔺:髪と地肌に優しい(あくまで通常カラーと比較して)
  ⇒ オキシ溶きの場合はアンモニアやオキシも含まれるため髪に負担あり
❌:色を明るくできない(「水溶きタイプ」の場合)
❌:ジアミン(酸化染料)を含んでいる ⇒ 肌荒れリスクあり
 

(1-3) 香草カラーの主成分について

製品によって異なるため例外も当然ありますが、一般的には以下のようになっています。

特に「オキシ溶きタイプ」の場合は「ジアミン」「アルカリ」「オキシ」を含むため、通常のカラー剤(アルカリカラー)にかなり近い成分となります。ただし、その比率は通常のカラー(アルカリカラー)よりは低いため、その分ダメージを抑えています。
(表)

成分 香草カラー
(オキシ溶きタイプ)
香草カラー
(水溶きタイプ)
アルカリ
(アンモニア等)
○(あり) ×(なし)
過酸化水素
(オキシ)
○(あり) ×(なし)
酸化染料
(パラフェニレンジアミン等)
○(あり) ○(あり)
HC染料
(HC青4、HC黄4等)
×(なし) ×(なし)
植物染料
(ヘナ等)
×(なし) ×(なし)
酸性染料 ×(なし) ×(なし)
グロス染料 ×(なし) ×(なし)
塩基性染料 ×(なし) ×(なし)

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(1-4) 香草カラーの注意点

「香草」という名前が付いていますが、植物性のカラーではありません。酸化染料(ジアミン)が含まれているため、かゆみや荒れなどのアレルギー反応が出る可能性があるため、通常のヘアカラーがNGな方は要注意です。

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