<目次>
(1) カラートリートメントとは?メリット・デメリットや白髪染めへの利用可否などをご紹介
(1-1) カラートリートメントとは?
(1-2) カラートリートメントのメリット・デメリット
(1-3) カラートリートメントの主成分について
(1) カラートリートメントとは?メリット・デメリットや白髪染めへの利用可否などをご紹介
(1-1) カラートリートメントとは?
塩基性カラー自体はプラスのイオンで、髪にマイナスイオンが沢山あると、色が付きやすくなります。マイナスイオンは、アルカリ性に傾いている時に増えます。
(1-2) カラートリートメントのメリット・デメリット
❌:白髪は染まりにくい(白髪多いとブラウンやベージュに染まる)
(1-3) カラートリートメントの主成分について
カラートリートメントの主な成分は「HC染料」と「塩基性染料」です。
「HC染料」は電荷が無く(プラスイオンやマイナスイオンが無い)、分子が非常に小さいのが特徴です。そのためキューティクルを開かずに隙間から浸透でき、表面とその内側が染まります。
「塩基性染料」はプラス電荷をもち、ケラチン(髪の99%を構成する成分)のマイナス電荷がイオン結合(静電引力)による化学結合により色味がつきます。
(表)
| 成分 | カラートリートメント =塩基性カラー |
| アルカリ (アンモニア等) |
×(なし) |
| 過酸化水素 (オキシ) |
×(なし) |
| 酸化染料 (パラフェニレンジアミン等) |
×(なし) |
| HC染料 (HC青4、HC黄4等) |
○(あり) |
| 植物染料 (ヘナ等) |
×(なし) |
| 酸性染料 | ×(なし) |
| グロス染料 | ×(なし) |
| 塩基性染料 | ○(あり) |
(表)「HC染料」と「塩基性染料」のメリット/デメリット
| HC染料 | ■メリット・デメリット ○:色の種類が豊富 ○:鮮やかな発色 ◎:髪と地肌に優しい ○:安全性が高い ×:色落ちが早い(分子が小さく電荷もないため) |
| 塩基性染料 | ■メリット・デメリット ○:発色が良い ○:よく染まる ○:安全性が高い(皮膚に付着しても落ちやすい) ×:色落ちしやすい(2~3週間) ×:色が少ない |