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ヘアカラー

ヘナカラーとは?メリット・デメリットについてご紹介

投稿日:2020年12月11日 更新日:

<目次>
(1) ヘナカラーとは?メリット・デメリットについてご紹介
 (1-1) ヘナカラーの概要
 (1-2) ヘナカラーのメリット・デメリット
 (1-3) ヘナカラーの主成分について
 (1-4) ヘナカラーの注意点(アレルギー)

(1) ヘナカラーとは?メリット・デメリットについてご紹介

ヘナカラーの概要やメリデメについて、簡単にまとめました。さらっと読みたい方にはオススメです。

(1-1) 概要

・ハーブカラーの内、100%天然成分のものが「ヘナカラー」です。
・植物成分(ヘナ)の色素で染めており、ヘナ自体がオレンジ色の色素を持つため、白髪はオレンジ色になります。
・原料となるのは「指甲花(シコウカ)=ヘナ」という植物で、その葉を乾燥させて粉末にしたものをお湯で溶き、ペースト状にして髪に塗ります。


(図111)出典:Wikipediaより

・原理としてはローソニア(ヘナの色素であるオレンジ色の物質)とタンパク質が反応する事で発色する性質があり、それを利用して色を付けていきます。
・また色素が髪のキューティクルのスキマから入り込むタイミングで、一緒に水分も内部に取り入れてくれるため、髪にハリが出ます。
・ヘナ100%の場合は染め始め=オレンジ~1週間後=オレンジブラウンになっていきます。

■白髪染めする場合は・・
白髪を染める場合は「インディゴ」が配合されているもの良いです。理由はインディゴはブラウン~暗いブラウンの色を出すために使われている成分で、事前に配合されているものは、本来ヘナとインディゴを別々に染める必要がある手順を1つにできて時間短縮になるためです(ヘナだけで染めると、白髪はオレンジ色に染まってしまう)。
(図112)インディゴはこんな感じの色です

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(1-2) メリット・デメリット

⭕️:白髪染めができる
⭕️:髪と地肌に優しい
⭕️:髪にハリを与える
⭕️:髪の油分や汚れを落とす
⭕️:トリートメント効果あり
🔺:人によっては植物性のアレルギーが出る
❌:色のバリエーションが少ない(自然のものなので選べない)
❌:色を明るくできない
❌:染まりにくい(表面を染めるため)
❌:染めるのが難しい(乾燥して固くなってくる)
❌:染まるのが遅い(加温で40~50分程度)

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(1-3) 主成分について

ヘナカラーは「植物染料」がメインとなります。肌荒れの

(表)主な成分の有無

アルカリ
(アンモニア等)
×(なし)
過酸化水素
(オキシ)
×(なし)
酸化染料
(パラフェニレンジアミン等)
×(なし)
HC染料
(HC青4、HC黄4等)
×(なし)
植物染料
(ヘナ等)
○(あり)
酸性染料

×(なし)
グロス染料

×(なし)
塩基性染料

×(なし)

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(1-4) 注意点(アレルギーについて)

・ジアミンのアレルギーがある方は安心して利用する事ができますが、一方で植物成分のアレルギーが起こる可能性があるため、パッチテスト等で確認した方がより安全です。
・また、中には「ケミカルヘナ」などジアミンを含むヘナカラーもあるため、成分中に「ジアミン(パラフェニレンジアミン)」や「アミノフェノール」が無いかを良く確認した方が安全です。

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